トートバッグ 制作工程 伸び防止補強テープについて


遅くなりましたが、今回は前回話していたタッセル付きトートバッグの制作過程のお話。特に↓このテープについてのお話。


こちらのテープ、パッとみただのそこらに売ってそうなテープに見えますが、一巻き1000円以上します。(テープ幅で値段が変わります)テープにしては高価なテープですね。


何故そんな値段するのかというと、こちらのテープすごく薄いのですが、このテープを長めに切って私みたいな怪力が両端を持ち思いっきり引っ張っても全然伸びません。


怪力ってのはちょっと話を盛ってしまいましたが笑


一般男性より少しぐらいは力の強い私が引っ張ってもビクともしないのです!


それに薄いので革の裏や布の裏に貼っても表にテープの形がほとんど出ません


それをいいことに私のカバンでは力がかかって伸びそうなところ、丈夫にしておきたい所には、このテープを多用しております


...それをいいことにって悪い時に使いそうな表現ですね、


その機能を活かしてや、その可能性を信じて、の方が適切でしょうか?可能性はちょっと違うか...まぁとにかく素晴らしいテープなのでいっぱい使っているということです。


↓これはカバンの持ち手の中なのですが、もちろん伸び止めテープを貼っています。


ちなみに持ち手の中には↓このようなロープ芯を入れて制作します。あとは強力なゴム糊を塗って張り合わせ仮止めしてからミシンで縫製するという工程で作ります。

↓こちらが完成した持ち手

↓他にも小さいパーツや、ポケットで最も力のかかる上部の裏にもこのテープを貼ることで強度を上げちょっとやそっとでは破れたりしないようにして長く使えるような作りにしております。



↑このように黒と白のテープは生地の色の濃い薄いで使い分けます。そうすることで表から見た時にテープの色が透けて見えたりしなくなります。


↓こちらは裏にテープを貼り縫製を終えた内装のパーツです。



で、こちらのバッグは本当はもう出来上がっているのですが、更新頻度をあげるため次回に完成品のブログを書こうかと思います笑



それではまた





おまけ

実際に補強テープを怪力(私)が引っ張る動画を撮ってみましたのでよろしければご覧ください笑





伸びド!めテープ。

滑舌悪くてすみません!笑




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