一昨日、京都国立近代美術館で開催されているポール・スミス展に行ってきました。
ポール・スミスは昔から好きなブランド。
大学1回生の頃、バイトしてお金を貯めて初めて自分で稼いだお金で買ったバッグがポール・スミスのバッグでした。デパートで3万するポール・スミスのバッグを緊張しながら、変な汗かきながら、お金を支払う時はちょっと震えつつ、買ったのを今でも覚えてます。←店員さんからすると完全に怪しい奴だったと思います。笑
そんな思い入れのあるブランドが展覧会をすると聞きつけたので、ぜひ行きたいと思い、行って参りました。
せっかくなので、ポール・スミス展に合うような服装でいきたいなと思い
タンスの中を漁ると3年ほど前に買って全然着ていなかった、ピンクのパンツがあり、
「これは今日という日のために買ったと言ってもおかしくないパンツじゃないか?でもチャラい感じなり過ぎん?大丈夫?」と自問自答し、
すると、頭の中の天使が(いや、悪魔かな?)
「じゃあいつはくの?」って聞いてきたので思わず「今でしょ!!」と心の中で叫びテンション上がって、そのままそのピンクのパンツをはいてポール・スミス展に行ってきましたよ笑
京都国立近代美術館につき、ポール・スミス展の会場の中に入ろうと受付の方にチケットを渡すと何故かピンクのイヤフォンを渡され何だろうという顔をしていると
会場内にQRコードがあり、それをスマートフォンで読み取ると作品の解説を聞くことができるので、このイヤフォンをスマートフォンに指してお聞き下さいといった感じで説明され
新時代の幕開けじゃ~!って心の中で叫びました。
ピンクのイヤフォンはもらえるというので、まだ何も見てないけど、この時点でもう来てよかったなってなりました笑
で、前置きが長くなりましたが笑
ここから展覧会の様子です
写真撮影OKだったのでいっぱい撮影してきました。
↑これはポールがずっと集めているというアート作品やポールの心を動かしたインスピレーションのもととなりうるモノの数々が展示してある空間
これはポールの仕事場を再現した空間。ここで会議が開かれるそうですが、また別にある大きいテーブルを除いてはポールの椅子の上も机の上もモノで埋め尽くされていて一度もポールはポール自身の椅子に座ったことがないそうです。(あやふやな記憶なので違ったらごめんなさい笑)
↑こちらはポールのデザインをするときの考え方や姿勢を映像とともに解説してくれる空間です。なんだか幻想的に撮れました。
ポールが今まで他の企業とコラボして手がけた作品など色々と展示してありました。↓
こちらはポール・スミスのデザインオフィスを再現した空間↓
↑型紙を天井から吊り下げていて、これは私自身、工房のスペースが広くなったらマネしたいなって思いました。しかし、型紙の色からしておしゃれですね笑
ポール・スミスの定番の色とりどりのストライプは厚紙に色糸を巻きつけてこのようにして配色のサンプルを作るそうです↓
ポール・スミス第一号店の写真です↓
↓これはポールが今回日本で展覧会をするにあたって制作したボタンの作品
↓ポールが手掛けた服の数々
↓ポールと撮影できる空間もありました!
最後の写真はCOWCOWのドヤ顔ポーズをポールとやろうと思って撮ったものですが、なんかしっくりこないなーと思ってあとから調べてみると、肩に腕を回すのではなく、近い方の肩に腕を置くだけでした!表情も気持ち悪いし笑
残念!
このポーズだと知らない髭のおっさんがポールとフレンドリーな感じを装おうとして、いきがって肩に腕を回しているようにしか見えません!心なしかポールの表情もちょっと苦笑いしているように見えるし笑
今回の展覧会で一番心に残ったのは、ポール・スミスがはじめて服のお店を出した時の、そのお店を再現した空間。
本当に狭いお店で、お金がないから週に2日しか店は開けれず、それ以外の日は違う仕事をたくさんして苦労して少しずつ大きくしていったという解説を聞いて、現在はとても有名なポール・スミスにもそんな時代があったんやと知り、恐れ多いですが、これからGENTLIONもポール・スミスみたいにそんな風に小さくても苦労しながらも少しずつ大きくしていけたらいいなというイメージが勝手に膨らみ妄想してワクワクしました。笑
で、一番心に残ったにも関わらず、
妄想に酔い過ぎていたのか、その空間の写真を撮り忘れるっていうね、他の写真はいっぱいあんのに笑
残念!
でも、デザインに対する考え方やポール・スミスの成り立ちはとくに参考になったので、今回の展覧会来てよかったなーと心から思いました。
ポール・スミスを好きな方はもちろん、デザインに興味がある方、モノ作りに興味ある方にもおすすめしたい展覧会でした。
今回は平日に行ったのでストレスなく回れましたが休日だとQRコード撮影待ちとかできて全然前に進まなかったり、人が多くてQRコード自体がどこにあるかも分からなくなりそうなので、いける方は平日に見に行くのをおすすめします。
今回紹介仕切れなかった作品もたくさんあるので興味のある方はぜひ足を運んでみて下さい!
おしまい
2コメント
2016.06.19 10:20
2016.06.18 23:27